「この証言を聞いていれば、判断は180度とは言わないまでも、90度は変わる」。共犯の夫の公判で裁判員を務めた後、菅野理香被告の公判を傍聴した裁判員経験者の男性は、こう感想を漏らした。
菅野被告の公判で弁護側は「夫の暴力を恐れ、虐待を止められなかった」と主張し、検察側はそれを否定した。菅野被告が夫を恐れていたかどうかは、情状面での争点となった。 しかし、夫の公判で「暴力」は検察、弁護側ともにまったく触れなかった。夫の量刑を判断する上で“重要なポイント”が隠された形となった。男性は菅野被告の判決で求刑懲役10年に対し、懲役7年と軽減されたことに理解を示した。その上で「公判の順序が逆だったら、違った結果になっていたかもしれない」と疑問を呈した。 裁判員裁判での分離公判の難しさも浮かぶ。 【関連記事】 ・ 2歳長男虐待死で母親に懲役7年 地裁判決 ・ 「夫の暴力怖くて…」責任なすり合い、親らしい姿最後までなく 2歳長男虐待死 ・ 2歳長男虐待死で被告の母親「私なりにかわいがってきた、結果だけ見ないで」 ・ 夫婦で主張食い違う 2歳長男虐待死、母親公判 ・ 2歳長男虐待死公判、なぜ長男だけ標的…夫婦仲悪い時の子に愛情注げず ・ 落語 桂米朝さんに玄孫弟子誕生 月亭天使さん(毎日新聞) ・ よど号事件40年 残留組の意地(産経新聞) ・ 介護福祉士の在留資格検討=歯科医師らの就労制限撤廃−出入国計画(時事通信) ・ <火災>駐車場で車炎上…中に2人の焼死体 札幌の清掃工場(毎日新聞) ・ <普天間移設>北沢防衛相、ヘリ引き受け先の県外分散を検討(毎日新聞)
by 95fvtwn8qh
| 2010-04-02 00:57
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